似ているようで意味が異なる!不動産鑑定と不動産査定の違いとは

似ているようで意味が異なる!不動産鑑定と不動産査定の違いとは

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2018.06.22

不動産査定とは?

不動産業者が行う

不動産査定とは不動産の売却価格の大まかな判断材料として不動産業者が行うものになります。不動産業者が周辺の物件の値段や口コミなどをもとに決めるもので、業者によって算出される価格も精度も異なってきます。また、自分のところに不動産を扱わせてほしいという不動産業者側の思惑もあって売却価格よりも高い価格を提示されることが多いです。

不動産査定の使いみちは?

不動産査定には法的な根拠はありません。あくまで家族など身内の中や業者との売却価格の相談の際に参考として利用する形となります。当事者間で使用する分には構いませんが、税務申告などの法的な手続きには利用できません。また、不動産に関する訴訟の証拠としても使うことはできないとされています。

不動産査定はどこでできる?

不動産査定は不動産に相談すれば行ってくれます。また、インターネット上でも不動産査定を無料で行ってくれるところもあります。数分で終了するので、少しでも不動産売却を考えている場合には参考としてどの程度の金額なのか調べてみてもいいでしょう。

不動産査定は不動産の仲介サービスの一環として行われているものなので、料金を取ると法律に抵触している可能性があるので、無料ではない査定をしている不動産業者がもしあったら、避けるようにしましょう。

査定と鑑定の違い

査定価格は物件の売却を行うときに不動産業者がそれぞれの経験に基づいて算出するもので、不動産業者によって精度も異なってきます。それに対して不動産鑑定は不動産の価格に対して専門的な知識を身につけているその道のプロが鑑定という方法を使って適正な価格を算出するものとなります。

専門家がその専門性を活かして鑑定を行うため、査定のように無料というわけでもなく、それに見合うだけの金額を払う必要があるので、気軽に利用できるものではありません。

不動産鑑定とは?

不動産鑑定は誰が行うの?

不動産鑑定は不動産業者ではなく、日本不動産鑑定士協会という機関が運営している不動産鑑定士の資格を持っている方が行います。不動産鑑定士になるためには1年、または、2年のコースを受けてから、短答式の試験と論文式の試験という2つの試験に合格する必要があります。その過程で不動産に関する行政法や不動産鑑定の基準、鑑定の際に留意するポイントなどの知識を身につけます。

不動産鑑定士は専門事務所を開いていたり、不動産業者を経営していたりする場合があるので、不動産業者にも一応、聞いてみるといいでしょう。不動産鑑定士の業務範囲は不動産鑑定の他にも不動産の運用などに関するコンサルティングも含まれていることが多いです。

不動産鑑定の流れ

不動産鑑定士に依頼をすると、不動産鑑定士が鑑定を始めます。不動産鑑定書は国家が保証しているものなので、不動産鑑定士以外は鑑定作業を行うことはできません。不動産鑑定書は第三者視点からの評価となり、納税などの際に税務署に持っていく資料や訴訟の際に裁判所に提出する資料として利用できます。不動産鑑定士は市場価値や土地に関する専門的な観点から鑑定書を作成します。一件の鑑定にかかる料金は10万円から30万円程度になります。

不動産鑑定を利用する場合

不動産鑑定は一件にかかる料金が10万円以上とかなり高いため、一般的な不動産売却では使用しない場合が多いです。使われるのは不動産に対して法的な金額の根拠が必要となるときになります。例えば、不動産が裏付けとなっている証券を購入するときにその証券がどのくらいの金額が見込めるのかを把握するために使われています。

その他にも所有者と借主が異なる不動産など複雑な利権が絡んでいる不動産でトラブルが生じた場合には客観的な観点としてトラブルを収めるために使われることもあります。いずれにせよ、抵当権などを付けていない普通の不動産を販売する際には査定のみで十分とされています。

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